新戦争論・・・・・”平和主義者”が戦争を起こす

著者 小室直樹
昭和7年 東京都生まれ
京大理学部数学科卒
阪大大学院経済学科中退
東大大学院法学政治学研究科終了
マサチューセッツ工科大
ミシガン大
ハーバード大に留学
前東大講師 法学博士

   主な著書 
(昭和56年当時)
     『ソビエト帝国の崩壊
     『アメリカの逆襲』


小室直樹著 光文社 カッパビジネス  昭和56年発行.
目  次

平和主義者が戦争を起こす
みんなが平和を愛した結果が第二次大戦となった
戦争は個人の「心のうちなる」問題ではない
台風の上陸を法律で禁じようとする平和主義者
日本の「平和主義者」は神州不滅主義者か
ヒットラーの奇跡はなぜ可能だったのか
猫を虎に育てた「平和主義
平和への讃歌を逆手にとったヒットラー
平和主義」という宗教は、「戦争」を過小評価している
日本は上手くやっているといると信じる人は「センス」のない人だ

戦争を否定すると近代文明は崩壊する
戦争」と「けんか」はどこがちがうか
戦争のないのが平和、というのはまちがい
戦争とは、つける薬がないものにつける薬である
日本の敵はソ連と決めつけるのは早い
侵略戦争にも歴史の必然がある
満州、朝鮮をめぐる「必然」とはなんだったか
真珠湾攻撃は、「突如」ではない
全面降伏論は、まるっきりのナンセンスだ
日本の非武装中立は白昼夢である
尖閣列島、竹島問題の解決法は例外
北方領土は、戦争によらなければかえって来ないのか
紛争をそのままにしておくと、文明が崩壊する
戦争は、消極的な意味で、万能薬である 
「現状維持」をめぐる二つの正義
第二次大戦で「猛毒」を除いて成長した日本
戦争」の語を、あまり法技術的な意味にとってはいけない
国際紛争解決の手段でない戦争なんてありえない
オルテガ・イ・ガセの戦争論
建前と実体があまりにはなれると、その国は破滅する
日本は清帝国の二の舞にならないか



国連の幻想と国境の思想
ナンセンスな日本の「国連中心主義
国連とは、そもそもなんだろうか
「自衛」の名目さえつければ、なんでも自由な国連憲章
日本は国連の外様大名である
平等主義は国連を弱くする
国連はユニバーサルなものではない
国連の事務総長は首相と同格と思う非常識
変化すべきものを変化させまいとする矛盾
多数決制度の致命的欠陥
全会一致制で衰退したポーランド
国連は戦争に変わる手段ではない
国際社会を知るための鍵、「社会」と「結社」
「そこにある」ものと「そこでつくる」もの
「憲法上それはできない」という弁解は成立しない
西洋人は「社会」と「制度」の区別ができない
国家権力は「解毒剤」である
単一民族国家の日本は、「国家」をよく理解できない
ソ連は国民国家に変貌して、安全になった
文化や経済には絶対的国境がない
正義は「空箱」にすぎない
国際法はまだ低開発段階にある
真の平和主義とはなにか



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