松戸市への公開質問状と回答

本町自治会が、この度の計画を丸紅より公式に伝達されたのは、2月27日でした。

本町自治会は、他町会地域における計画とはいえ、隣接する町会として、また、松戸西口の商業地域としても、重要な地域に係わる問題でもあり、急遽役員会を開催し、後顧の憂いなきよう対応するべく決定し、そのためにまず松戸市に本計画の現状についてを質問いたしました。

3月22日、松戸市からの回答要旨は以下の通りです。


質問及び回答趣旨

質問 @

この度の公開掲示板が、工事者名未定のままであること、また2月27日に初めて自治会長及び商店会長のみに5月着工を明示した説明書を配布しただけで、近隣の住民に対しては何の説明もなく公開掲示板が設置された経緯につき、明快な説明を求めます。

回答要旨
本市においては、近隣居住者とのトラブル防止の観点から、建築確認神聖提出前に、「まちづくり指導要綱」による事前協議を受け、事業計画書公開版を設置、隣地地権者に事業概要を記載した図書配布および説明を義務付けている。(配布し説明すれば、義務は果たされる)
その説明が2月27日であったと拝察する。


質問 A
丸紅はこの度の工事を、工事者未定のままで松戸市の担当課を訪問し、協議に及んだのでしょうか。

回答要旨
「まちづくり指導要綱」においては、工事施工者は審査要件としていない。

平成13年において、協定願い時点での工事施工者決定事業は、55%とのこと(参考)


質問 B
建築確認申請は受理されたのでしょうか。
受理されたとすれば、それはいつですか。

回答要旨
市への確認申請には及んでいない。
(ただし、建築確認申請は、民間でも可能とのこと)


質問 C
周辺地域自治会長及び商店会長に公式に意思表示されたのは、2月27日前後です。
それ以前に、丸紅は松戸市のどの担当課と、いつ頃から、いかなる協議または相談をしていたのでしょうか。

.
回答要旨
建築基準法上の取り扱いにおいては、13年12月上旬から開始
まちづくり指導要綱の規定に基づく公共・公益施設の整備については、14年2月上旬から、とのこと。

(なお、民間からの情報によると丸紅鰍ヘ平成13年11月上旬に、三菱地所鰍ニ売買契約を締結・・・本町自治会)


質問 D
松戸市の担当課は、丸紅に対して、いかなる対応をしてきたのでしょうか。
対応した担当課と、具体的対応の内容を明らかにしていただきたい。
また、同時に、丸紅の本件建物が建築された場合に、現在でも渋滞の激しい松戸駅前周辺交通動線に対して、いかなる影響を与えると考えているのか、そのご意見も伺いたい。

回答要旨
駐車場は130台。大半が住個用のため、業務用に比べると、集中発生量は少なくなると予想される。


以上質問及び回答要旨


このたびの計画は民間による事業としての開発計画であり、これに介入することは至難であることは承知しております。

しかし、2丁目と連続する本町にとっても重要なこの地域は、宮間市長時代から約20年の年月をかけて、周辺地権者と調整され、松戸西口の商業核としての開発計画が図られてきました。

しかし、残念ながら、開発業者は昨年、周辺地権者との調整あきらめて、昨年末、丸紅に後を託しました。
そして、2月27日、地域への公開となったのです。
 
しかし、20年かけ、あとわずかのところにもかかわらず、このたび丸紅に土地とともに移譲されたこの計画は、この重要地域にとっては、あまりにももったいない”もの、ではないでしょうか。
そうした点を丸紅に伝達いたした次第です。



丸紅株式会社様
平成14年3月20日

丸紅株式会社
秘書部 ○○○○ 様


文書の送付について

 このたびはご多忙の折、電話でのお尋ねにお取り計らいを頂き有難うございました。
 今般、下記のとおり文書をお送り致しますのでご高配の程宜しくお願いいたします。



  一、 松戸駅西口の建築計画に関する依頼文    一 葉

  二、 同建築計画に関する参考図            一 式

以 上



丸紅株式会社
取締役社長 ○  ○様

平成14年3月吉日

 謹啓
 陽春の候、御社益々ご発展のこととお慶び申し上げます。
 私達は御社がこの度建築を計画される区域(千葉県松戸市松戸1853番1ほか)並びに隣接する自治会を運営するものでございます。

 さきの2月27日ごろ、御社社員の訪問とご説明によりまして初めて今般の計画を知り、自治会員に早速伝達しましたところ将来に向けての建設的意見が多くございましたので、今般以下のとおりご提案並びにお願い申し上げる次第でございます。

 御社におかれましても当地区開発に係る従来からの経緯については十分ご承知の事と存じますが、当地区はJR松戸駅西口商業地域の核となるべき場所であり、これに相応しい開発を行うべく過去20年以上に及び様々な事業者が検討を重ねてまいりました。

 しかし、当時は地価高騰の絶頂期にあり、さらには開発の必要性について地権者に十分な理解が得られぬままの計画遂行が当地区及び周辺住民との軋轢を生じせしめ、長きに及ぶ計画中断の要因となったものと思料いたします。

 今回ご提示頂きました御社ご計画案を拝察致しまするに、自治会員からの意見の大半が 「折角の好立地を得ながらも、土地利用が高度とは申しがたい計画を、なぜ急がれるのか」 の一点に集約された感がございました。
 ご承知の通り当地区(二丁目)は古くからの商業地でありながら、駅周辺からの交通の連続性、および歩行者の回遊性に難点があり、昭和後年より次第に商店街が衰退した経緯がございます。

 そこで私達両自治会は、現在の御社ご計画地の範囲を今一度ご検討頂き、ご計画地内に新たなる道路を確保頂く事によって、土地利用の高度化、並びに交通の連続性と歩行者回遊の至便性向上を図られますよう願うものであります。
 この点をお含み頂きました上は、御社建築物も周辺商業地や大型店とともに新たな魅力に溢れる街の一帯を形成し、まさに首都圏における一大拠点となることを確信いたします。

 なお末筆ながら私達は御社のご計画に反対を表明するものではございません
 また、ご計画をより効果的に事業性を高めることに対して異論を挟むものではなく、むしろ将来のパートナーとして手を携えることを希望するものでございます。

 つきましては、より良き事業の着手に向けて拙案ながら地区住民の意向をご理解下さるまで少々の間は着工を延伸頂きたく、何卒ご検討の程お願いするものでございます。
敬具


千葉県松戸市松戸
二丁目自治会長

千葉県松戸市本町
本町自治会長

 なお、本計画の担当部・課は開発建設第○部住宅第○課であります。


上記計画付記






平成13年3月、松戸市議会予算審査特別委員会における伊勢丹通り整備計画に関する質問において、松戸市は、この道路改修工事を、松戸駅周辺道路(駅通りふれあい通り)の再整備の起爆剤にする旨回答している。







したがって、「ふれあい通り改造計画は、市の計画の俎上にあるものであり、この度の丸紅ビルとは、分離し、独自に考慮されるべきものである。
したがって、現状のままのビル建設容認の条件としての、「ふれあい通り車両通行」の陳情活動にする考えはない






「ふれあい通り」に車両通行が可能となっても、それが単なる車両通過路とならぬよう、本町・千葉銀行より「ふれあい通り」にいたる通りを、同一デザインとし、歩道を広げ、一方通行とし、歩行者/買い物客もゆっくりと回遊できるようにする

以下略
三菱地所設計による丸紅ビル

地元案
本町ジャーナルへ