| 丸紅株式会社 秘書部 ○○○○ 様 文書の送付について このたびはご多忙の折、電話でのお尋ねにお取り計らいを頂き有難うございました。 今般、下記のとおり文書をお送り致しますのでご高配の程宜しくお願いいたします。
丸紅株式会社 取締役社長 辻 亨様
謹啓 陽春の候、御社益々ご発展のこととお慶び申し上げます。 私達は御社がこの度建築を計画される区域(千葉県松戸市松戸18●●番●ほか)並びに隣接する自治会を運営するものでございます。 さきの2月27日ごろ、御社社員の訪問とご説明によりまして初めて今般の計画を知り、自治会員に早速伝達しましたところ将来に向けての建設的意見が多くございましたので、今般以下のとおりご提案並びにお願い申し上げる次第でございます。 御社におかれましても当地区開発に係る従来からの経緯については十分ご承知の事と存じますが、当地区はJR松戸駅西口商業地域の核となるべき場所であり、これに相応しい開発を行うべく過去20年以上に及び様々な事業者が検討を重ねてまいりました。 しかし、当時は地価高騰の絶頂期にあり、さらには開発の必要性について地権者に十分な理解が得られぬままの計画遂行が当地区及び周辺住民との軋轢を生じせしめ、長きに及ぶ計画中断の要因となったものと思料いたします。 今回ご提示頂きました御社ご計画案を拝察致しまするに、自治会員からの意見の大半が「折角の好立地を得ながらも、土地利用が高度とは申しがたい計画を、なぜ急がれるのか」の一点に集約された感がございました。 ご承知の通り当地区は古くからの商業地でありながら駅周辺からの交通の連続性及び歩行者の回遊性に難点があり、昭和後年より次第に商店街が衰退した経緯がございます。 そこで私達両自治会は、現在の御社ご計画地の範囲を今一度ご検討頂き、ご計画地内に新たなる道路を確保頂く事によって、土地利用の高度化並びに交通の連続性と歩行者回遊の至便性向上を図られますよう願うものであります。この点をお含み頂きました上は、御社建築物も周辺商業地や大型店とともに新たな魅力に溢れる街の一帯を形成し、まさに首都圏における一大拠点となることを確信いたします。 なお末筆ながら私達は御社のご計画に反対を表明するものではございません。 ご計画をより効果的に事業性を高めることに対して異論を挟むものではなく、むしろ将来のパートナーとして手を携えることを希望するものでございます。 つきましては、より良き事業の着手に向けて拙案ながら地区住民の意向をご理解下さるまで少々の間は着工を延伸頂きたく、何卒ご検討の程お願いするものでございます。
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